結果だけを求めてはいけない

2020/08/29

本日は五日市南中学校が
テスト週間に入っているため
土曜日に塾を開けて
朝からアルファ生と一緒にいい汗を流しました。

今回の試験は6月に実施されなかったため
1回の試験で上半期の成績が決定してしまう大事な試験です。

コロナの関係で人数制限を余儀なくされましたが
そんな状況下でも、アルファ生頑張って勉強に取り組んでいました。

今回はいわゆる他教科
4教科の音楽なども試験に入ります。

出題範囲が広いため
しなければならないことが多いですが
自分のためです。
頑張りましょう。


4教科の試験がある時、毎回思い出すことがあります。
もう5年以上前のことなので
時効ということで。

ある保護者様から

「他の塾では
4教科の過去問を生徒に渡して覚えさせています。
この間は去年のものがそのまま出たみたいで
うちの子はできなかったけど
その塾の子は全員90点以上だったみたいです。
先生、過去問を次回から子どもに渡してください。」

・・・それはアルファの考えと異なるため
丁重にお断りしました。

2か月後ほどしたら、その生徒は退塾しました。

今でも、あの時渡しておけばよかった・・・。
とは、思っていません

今回、過去問を渡すことがいいこと、悪いこと
それは議論しません。

アルファの想いとして
自ら学ぶ力を養ってもらいたいと考えています。
自ら学ぶことで物事を多角的に考えることができるようになると
考えるからです。

意味を理解することなく
「順にア、ウ、エ、ア、ウ・・・。」
なんの意味があるの?
と考えるからです。

そのためお断りしたということです。

若いうちから、結果ばかりを追求すると
人は近道をすることばかり考えてしまいます。

それは自分にとっては最短で最良の道かもしれませんが
お客様にとってはそれが最良の商品になるかは別です。

私が指導の時、楽だから
Aくん、ああして、こうしてスタンスで指導していたら
あっという間にアルファはおとりつぶしになるでしょう。

顧客に最良の商品を提供する
それがプロです。

そういうこともあり
アルファは今後も4教科の過去問を生徒に渡す
ことはありません。

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