2020 広島県公立高校入試問題 国語・・・と、社会

2020/03/10

今年もついにこの日を迎えました。
少し遅くなってしまいましたが

広島県公立高校入試問題
略して
略してないけど、「選抜Ⅱ」
を実際に解きましたので
つぶやいてみようと思います。

10年以上続けていることなので
とりあえずルーティンにあやかり、スタートします。

「さあ、いこうか。」

最初は「国語」

国語は例年並み
最後の200字作文が書きやすい内容だったので、少し優しめかな。

あいかわらず
品詞や活用などの文法は皆無の広島県ですが
最近、漢字の熟語の構成は続いています。
種類も多くないので、試験前の指導は必須でしょう。
たかが1点。されど1点です。


古文のベタ問題の代表格・現代仮名遣い。
塾側人間は毎度、ひっかけてるなああと感じているのが
ひらがな部分のみ直す問題
(漢字部分は直さなくていい。)

国語苦手そうなアルファ生に
数学の時間、チェックしておいてよかった。。。
あの時、全滅だったから…。
1週間以内にチェックして
念押ししたから、大丈夫だと信じたい。

個人的に大問1の最後
「~字以内で書きなさい。」でなく
「~ことで、~なっている。」と
少し表現を限定している問題に苦戦しました。





「社会」も続けていきましょうか。

社会は相変わらず表やグラフを読み取る問題が中心ではあるのですが
読み取る過程で社会用語の暗記や歴史背景をきちんとつかむ必要があります。

完全知識問題は前回同様5,6点
様々な問題に対しての解決策を考える問題が多く出題されていました。

過去10年の中で一番の良問
だった気がします。

一発目の問題が
私の出身地・鹿児島県のシラス台地でびっくり。

鹿児島は茶も有名だよ。
養豚・養鶏だけじゃないよ。
西郷どんだけじゃないよ。
ぜひ、鹿児島へ行ってたもんせ。

「茶」について
日本の生産割合から生産地域の特徴。
静岡県と鹿児島県の大型機械導入の差がなぜ生まれたのか
さらにそこから土地の高低差について考えさせる
今年、社会問題を作成した先生、、、すごい。


江戸時代の不景気対策
株仲間の奨励に関しても
奨励したということだけに留まらず
なぜ奨励させたのか。
幕府側のメリット。商工業者のメリット
それぞれの立場に立って考えさせる問題はすごいです。

ビジネスは
WIN-WINが理想ですから
お互いの立場を踏まえさせて、考えさせることは大事なことだと思います。


裁判人裁判についての問題も多く
司法ついての単元をしっかり暗記できていれば
柔軟に対応できたはずです。

努力がしっかり実を結ぶ良問でした。


直前対策に類似問題もあったので
アルファ生、よかったね。

« 戻る