槍ヶ岳 上巻

2024/10/10

アルファのつぶやきで、プライベートなつぶやきをぶっこむ教室長です。
実はアルファは先週指導日の関係で、お休みをいただきました。
そのお休みを利用して、登ってきました。

「槍ヶ岳」

山登りをする人にとって、一度は登ってみたい山ランキング1位。
槍ヶ岳(やりがたけ)は、北アルプスの中でも特に魅力的な山の一つです。
その特徴的な鋭い形状や、標高3180メートルという高さから、多くの登山者に愛されています。
私は今回、2泊3日で新保高ルートから槍ヶ岳に挑戦しました。
このルートは、他のルートと比べて比較的静かなルートで、自然との一体感をより強く感じられるのが特徴です。

5:00 新保高ルートに到着

新保高ルートの登山口に立った時、まず感じたのは静寂です。
多くの人で賑わう上高地ルートとは異なり、出発時には他の登山者の姿はほとんど見られませんでした。
登山道は整備されていますが、所々に急な上り坂があり、しっかりとした足元の確認が必要です。
スタートは森林限界を超えた場所までのんびりと進みます。
木々の間から見える槍ヶ岳の鋭い頂は、徐々に近づいてくる感覚があり、期待感を高めてくれました。

11:00 槍平小屋に到着。

標高2000mここで1日目の目標の半分といったところでしょうか。
このあと、北アルプスの稜線を堪能したい思いがあったため、槍ヶ岳山荘ルートではなく、南岳小屋ルートで進みます。
地図やガイドブックを参考にし、道のりや距離、高低差をしっかりと確認したつもりではあったのですが、高低差1000mが厳しすぎました。。。。
ハシゴや鎖場を乗り越え、目的地の南岳小屋に到着したのは16:30。ギリギリです。
遭難するところでした。

南岳小屋の標高3033m
約12時間登山の第1日目。
疲労で足が震えております。
正直、怖い・・・です。

行動できなくなって、救助ヘリ、なんてことは絶対に避けなければなりません。
最悪、槍ヶ岳は断念して、下山しなければならない。
そう判断せざる得ない状況になるかもしれない。
明日の足の体調次第です。。。。

しかし、南岳小屋に到着していいこともありました。
小屋からは夕焼けに染まる穂高岳のシルエットを望むことができ、その雄姿を目にすると翌日に対する期待が一気に高まります。
南岳から槍ヶ岳までは距離的にはそれほど長くないものの、険しい岩場や狭い尾根が続くため、気を抜くことはできません。
夕食(17:00)後、小屋で翌日の天気やルートの確認を行い、早めに就寝しました。(20:30)

下巻に続く。


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