理科 と 英語

2014/03/10

前回に続き、入試問題2日目の感想です。

最初は「理科」から。
まずは難度ですが、問題自体は普通なのですが
前年以上にワンクッション的問題が多い?
例えばAの写真は何ですか?ではなく
Aの写真を見て、これが持つ特徴は上の表のどの枠に該当しますか。
みたいなのです。
今回は植物、地震、電気、天体を予想していましたが
的中率は50%でした。
意外だったのは、食物連鎖で、12点。
学年末試験後に学習するこの単元。学校での学習から時間が経っていないため
受験生皆さん、面は食らっても対応はできたと思います。
五日市中学校は学年末試験も天体中心だったので
他の受験生よりも差をつけやすかったのでは。

最後に「英語」。
聞き取りテストですが、、、、出題パターンの変更です。
変更ですが、問題自体は短文になり
今までのように全体を聞いてから答えない分
結果論では簡単になったはずです。
しかし、聞き取り問題B。これは・・・無理では。
今までの出題パターン対策を何度もしてきたため
アルファ生には対応できると確信していましたが
いきなりこれは厳しいです。
正解率かなり悪いでしょう。

大問2と大問3は普段通りです。何問か気になるところはありますが。
そんなことよりも、またですので
受験生もこのあたりは動揺もなかったでしょうが大問4が新規に参戦。
今年は試験内容改変の時期に該当したのでしょう。
問題自体は難しくありません。
が、現役生が英文で全て答えるのは苦手なはずなので
苦戦された方も多いと思います。
前年は数学を抜いて5教科中最大の難度を誇った英語。

今回さらに数学が易しくなったので、今年も英語が2冠達成でしょうか。

今回の入試問題を踏まえ、多くの学習塾が次年度の対策に四苦八苦しそうです。
正直、社会をどうしよう状態です。
暗記単元の徹底は出題が減少したとはいえ、やらないわけにはいきません。
しかし、暗記だけでは確実に40点以上はとれない。
指導時間が豊富にある一斉塾さんは大丈夫でしょうが
受験対策コースなどの特殊授業でないと
日常的に指導ができない個別指導塾では
如何にして次年度の対策をするかがポイントになりそうです。
アルファは3月の定期講師会の議題にあげて、対策を検討してまいります。

合格発表は木曜日。
アルファ生全員の笑顔が見れたらいいな。

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