考えるチカラ

2016/04/11

先週から始まった学校ですが、今週から本格的にスタートといったところでしょうか。


今年から中学生の教科書が変更になりました。


採用された出版社は中学1年生の英語以外は前回と同じです。



英語はNEW HORIZON → SUN SHINE に変わり、今回は教育出版のONE WORLDが採択されました。



常に変化し続ける社会に対応できる逸材を広島県から輩出するために、広島県教育委員会が悩みに悩んだ結果なのでしょう。



今年の選抜Ⅱでは


「救急車を本当に必要としている人が確実に利用できるようにするために、身近な生活であなたはどのようなことができると考えますか。あなたの考えを25字程度の英語で書きなさい。」


という問題が出題されました。


一般学力検査の結果はまだ公表されていませんが、正解率は5%切るのではと考えます。



今までの「聞く」「読む」といった技能以外にも


「話す」「書く」も加えた4技能を今のお子様には必要とされてきているのです。



大学入試改革に伴い、今までの知識偏重の時代から思考力・活用力を必要とする時代にスライドしています。


選抜Ⅱの理科でもそうですし、定期試験の問題も実験の結果(知識)よりも考察することを意識させる問題が出てきました。



とはいえ、知識が軽視されているわけではありません。


知識があるからこそ、物事を考えることができるのですから。



知識+アルファが必要になってきているのでしょう。



+アルファに関しては、私の授業でもアルファ生に質問するのですが、これが中々にして難しい。


短期で伸びる技能ではないことを痛感させられます。



「自習や、塾より毎日の授業が一番大事。」



アルファ生にいつもお話をさせていただいていることですが。



毎日の授業を通して、先生の言葉の中で「疑問に思ったこと」「興味をもったこと」を考えたり、親や友達と話しあったり、インターネットで調べたり、日頃から「好奇心」というアンテナを立てておくことが一番かな。



そういった興味・関心を満たすことって楽しいことだと思います。



と、久しぶりにまじめ君でつぶやいてしまいました。




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