選抜Ⅱ対策コースにて
2015/01/17
個別指導塾アルファでは、選抜Ⅱが終了するまで毎週土曜日9:00~11:50まで予想問題で対策をしています。
おかげさまで今年も満員御礼で、机が全てアルファ生で埋まりました。
そんな盛況な対策コース。
本日の予想問題:数学の時のお話です。
選抜Ⅱの合同もしくは相似証明は難度が毎年Sクラスなため、書き終えた生徒のみ正解確認を行うようにして
そこで得られた時間は小問に少しでも回すようにしています。
今回証明を最後までできたアルファ生は3名。
うち2名ですがやってくれました。
今回は相似証明だったのですが、証明に必要な材料として辺の長さが問題文に記載されていました。
定石としてはやはり
「三組の辺の比が全て等しい」
もしくは「二組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい」を
予測したうえで証明を展開していくのですが・・・。
彼女たちは最後の相似条件「二組の角がそれぞれ等しい」で証明を展開していました。
私の答えはもちろんのこと、模範解答も「二組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい」で証明をしていました。
手拍子で証明を進めたなと思い、すぐに間違いを諭そうとしましたが…。
証明手順を確認していくと
・・・新手。
しかも証明に矛盾はなく
まさにもう一つの正解を見事に導き出していたのです。
物事を全て何かの型にはめて、マニュアル化することに慣れすぎてしまっている大人たち(私も含め)には
なかなか気付けることではありません。
型にはめようとするのではなく、様々な角度から問題にアプローチをする。
・・・素晴らしい。
彼女たちの複眼的思考は、社会に出てから必ずや重宝されます。
アルファからそんなお子様を輩出することができて
ただただ・・・うれしいなあ。