官民一体つまりコラボ?
2014/04/18
昨日の夜のニュースで初めて知り、詳しい内容は新聞で知りました。
学習塾のノウハウを導入。導入するのはまたしても佐賀県武雄市。(悪い意味じゃないですよ。)
タブレット導入を全国で一番最初に決定してましたね。確か。
今、ちょっと調べたら、「TSUTAYA図書館」もそうですね。(懐かしい)
「革新的ともとれるチャレンジ精神」がありまくりで、すごいと思います。武雄市。
今回は首都圏を中心に展開している「花まる学習会」さんの指導ノウハウを導入するそうです。
う~~~ん、難しい問題です。
私は学校と塾はそもそも目的が違うと思っています。
学校は「社会の縮図」として、人間関係、コミュニケーション、道徳心、公共心等々、多くの事を学ぶ学び舎であると。
もちろんその中に「勉強」も入るわけであります。
そういった社会の縮図の中で学校生活を送り
「幅広い視野を持った正しい判断ができる人間を育成すること」が目的であると考えます。
そして塾はというと、人を変えることがお仕事。目的は「目標に対して頑張れる子どもたちを育成すること」だと思っています。
人を変える、つまり自分の殻を破り、一つの事に本気でぶつかることができる人間になれるように導くといったことでしょうか。
*あくまでも私見です。
ですから、学校が塾塾しすぎてはいけないと思います。
学校の授業は、「アソビ」の部分が大事だと思っています。私は。皆様も覚えていませんか。
授業中、先生が脱線して、自分の体験談、人生観、今問題になっているニュースなどを熱く語っていたことを。
「もし、光秀が謀反を起こさなかったら、信長生きてたわけよ。どうなったと思う?」
中学生のころ、社会の先生がお話しされてたなああ。
学校の先生にもこれまでお子様を教えてきた矜持があります。
花まるさんに丸投げしてしまうと、やる気が削がれてしまうのではないかと思います。
あくまでも、塾の良いところを取り入れるぐらいがいいかなとは思います。バランスの問題でしょうか。
夜のニュース放送中に、視聴者からのツイッターが画面下に表示されるのですがそこに気になる文言が出たのでご紹介しておきます。
「楽しく教えないと、学ぶことができない今の子どもって一体…。」
こちらの方が、根深い問題だと思っています。