広島県公立高校入試問題 考察

2024/02/29

令和6年2月27日に実施された広島県公立高校入学者選抜
略して
一次選抜の学力検査の考察です。

令和4年度 5教科平均 21.5点
そして昨年の
令和3年度 5教科平均 24.8点
と、平均点が3点ほど上がったため
今回は難化すると、考えていましたが
今年度はさらに問題が簡単化しています。
平均点がさほど上昇しないのは英語だけといえるぐらいのレベルです。

そういった意味では基礎をしっかりと定着できた受験生は
合格が近づいたのではないかと思います。

国語は定番の作文250字がバッサリと割愛。
私を含め、多くの学習塾さん面食らった形です。
とはいえ、記号問題もあり、記入問題もそこまでの文字数を必要としないため、苦戦しなかったと思います。

社会、理科ともに基本問題を中心。記号問題も増えたため平均点は上昇します。
問題自体、非常に答えやすい問題ばかりでした。

数学も基本問題を中心に構成されていて、応用問題は少しあった程度です。
前回の最も難しい問題 正解率6.3%でしたが
今回は正解率二桁になるのでは。
一昔前は正解率3%が当たり前で、関数の最後の問題はできなくていいほどでしたが
しっかりと対策が必要です。

英語で変化が見られたのは最後の大問4でしょうか。
会話形式からこれまた一変し、作文問題に変更。
これは、、、、受験生厳しいかと思います。
30字以上、50字以内ですから。
こちらは、次年度、しっかりとした対策が必要そうです。

大問4で点数を落としても、残りの問題がそこまで難しくありません。
英文自体は訳しづらさもあったかもしれませんが、大問2に至っては全て記号問題です。
(12点)
そういうこともあり、そこまで点数は落ちないと思います。

問題を実際に解いてみて、今後の指導に向けてのアイデアが浮かびます。
記憶が新しいうちに、次年度の準備をいたします。

アルファ生、受験生の皆さん。
受験、お疲れさまでした。

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