教科書デジタル化について一石を投じる

2015/05/13

録りためていた「花燃ゆ」をGWで見まくって、ようやく追いついてきた教室長です。
寅次郎が安政の大獄の最後の犠牲者になりました。
・・・続きをどうしようか、迷っています。


本日の朝刊に「デジタル教科書」の導入について掲載していました。
興味がある方は
記事のリンク先を貼っておきます。
http://www.yomiuri.co.jp/it/20150509-OYT1T50079.html

リンク先に掲載している内容の通り
「英語の発音がネイティブで聞こえる」
「曲名などのページからその曲が流れてくる」
「図形を立体的に学びやすくなる」
「体育の様々な投げ方のフォームなどがイラストでなく動画で学習できるため、理解しやすい」
などなど・・・少し考えただけでもメリットはいっぱいあります。
これだけ考えればすばらしい道具です。

ですが 少し警鐘を鳴らしたい自分もいます。

IT社会で生きていくお子様にとってはパソコン、スマホ、タブレット、ウェアラブル端末・・・・。
使いこなせないといけないことはわかります。
ただ、それでもつぶやきます。


問題点1 「道具を子どもたちがきちんとコントロールできるように指導していけるのか。」

タブレットです。

当然、動画や画像なども見れるわけですから、授業中にそれを制御できるのか。

学級崩壊が頻繁に起こっている現在。

タブレットというコミュニケーションツールを一人一台持つことによって、拍車がかかってしまうような気もします。


問題点2 「教師がタブレットを使いこなせるのか。」
高級な道具が無駄に終わってしまう危険性はないかということです。

教師のレベルが低いとは毛頭考えていません。
教員採用試験を合格した方なのですから。

日本の教師は雑務、研修、会議などで忙殺してしまい、本来の子どもたちのへの教育に時間が割けないという現状があることを最近本で読みました。

プラスでタブレット研修とか、耐えられるのかが心配です。

道具を使わずじまい・・。

税金ですから。


最後に問題3があるのですが、さすがに・・・ここではつぶやけないことになります。

もし、興味がある方は直接聞きに来てください。

お答えします。


« 戻る