OH!

2013/12/28

突然ですが、私の数学指導は独特です。
アルファ生が問題を解けない時に質問をしてくれるのですが、基本教えません。
正確に言うと、その問題の解法は教えません。

教えて
「わかった?」
「うん。」は
わかってないことが多いからです。

本日も一次関数の面積問題応用の質問を受けた際、
その問題の解答を解説するのではなく
面積問題応用の解法を解説しました。
あくまでも私がお子様にお教えするのは
「道具の名前や基本的な使い方」についてです。
「道具の使い方応用編」はお子様自身に委ねています。
もちろん、応用できるようにさりげなく導きはしてますけどね。

本日、Tさんに道具の使い方は指導すると
「Oh!!!!」
と、何かに閃き、嬉しそうに自分の解けなかった問題に
またチャレンジしてくれました。(もちろん、正解してくれました。)

「欧米か!」
というツッコミがしたくてつぶやいたわけはありません。

応用になればなるほど、
「ここはこうなるから~~~、答えは○○」
では、お子様には響きにくいのです。
自分で考えて
「あああああ、分かったああああ」
とか
「Oh!!!」
といって導き出した解法こそ、他の問題にも応用が利く
「生きた学力」
に繋がると、僭越ながら考えております。はい。

今年はこれが最後のつぶやきかな。

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